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  • 執筆者の写真Dr. K. Shibata

【英語で学ぶ大人の社会科】【Global Newsについて語ろう】【英語論文講座】【論文の教室】2021年5月の予定&テーマ

更新日:2021年5月14日


グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ!【Global Newsについて語ろう!】、世界の知性が語る現代社会【英語で学ぶ大人の社会科】【論文の教室】【英語論文講座】など、グローバル・アジェンダが主宰する2021年5月の予定及びその他のイベントについてのお知らせです。このコラム記事はイベントが追加された後に随時更新予定です。


Global Newsについて語ろう!


【朝英語の会】から【Global Newsについて語ろう】へ


グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ「朝英語の会~The Japan Times紙記事について議論する」の新バージョン「Global Newsについて語ろう!」です。新型肺炎感染予防対策としてオンラインで開催します。


ニュース英語の議論のための素材として利用してきたThe Japan Times紙の「朝英語の会」Morning Englishのコラムが2020年末に終了しました。2017年より大阪・神戸で続けてきた「朝英語の会」のディスカッション・ワークショップは、2021年1月末より装いも新たに再スタートします。


今後の題材としては、1)英字紙及び雑誌のオピニオン記事、2)のThe Japan Times社の書籍、を利用予定です。1)&2)とも「朝英語の会」よりはやや難易度が高く、ページ数も2-3ページが中心ですが、並行して運営している英語上級者向けの「英語で学ぶ大人の社会科」よりは易しい内容になっています。


1)では激動する世界のニュースに関して気鋭の記者・研究者が執筆したオピニオン記事について議論します。また、2)では2020年話題になったニュースの3つのテーマについて徹底的に学習し、議論をします。


パンデミックがまだ数カ月続くことが予想されることから、当面ワークショップはGoogle Meetを利用したオンラインのみの開催になります。対面でのワークショップが可能になりましたら、大阪、神戸、京都での開催を企画します。運営、ファシリテーション、設問の作成はGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibataが担当します。


参加申込はYahooチケットサイトからになりますが、詳細はnoteで発表します。またPeatixでもイベントのお知らせをしますので、この二つのアカウントのフォローをお願いします。


【HP】  http://www.global-agenda-21c.com/

【note】  https://note.com/globalagenda

【Peatix】 https://globalagenda.peatix.com/



The Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 2[2020 秋冬]


トピック1

 The Pandemic

 新型コロナウイルスの世界的大流行


 新型コロナウイルスの日本上陸からこれまでの政府の対策を振り返りつつ、世界経済への影響について解説し、感染抑制に成功した海外の事例や治療法を紹介する。


トピック2

 Man-made Pandemics

 難民と気候変動:人間のもたらした「パンデミック」


 移民問題や環境問題は、新型コロナウイルスのパンデミックと同じで、地球全体の問題だ。一方で、移民問題と環境問題は人間が原因になっている点が、ウイルスのパンデミックとは異なる。そんな普遍的で人為的な現象であるMan-made Pandemicsを理解するための5つの記事をピックアップ。


トピック3

 Black Lives Matter

 Black Lives Matterをめぐって


 アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為に抗議し、暴力の認知度を高め、その犠牲となる人々を救ううための運動Black Lives Matter。「警察を解体せよ」という要求の意味や、ドナルド・トランプ大統領による一線を越えた対応について解説し、日本におけるBLM運動についても紹介。


上記の書籍は1)の記事以外に利用するメインのテキストです。このワークショップに参加を希望される方は各自購入をお願いします。


「朝英語の会」@大阪&神戸の過去の活動についてごらんになりたい方は以下のブログ記事でご確認ください。



「米国でのアジア系住民への差別と暴力」【Global Newsについて語ろう!】第13回 5/1(土)10時@オンライン


【Global Newsについて語ろう!】第13回 は「米国でのアジア系住民への差別と暴力」という話題について、「To be an Asian woman in America」(CNN, 21 March 2021)を利用して英語で議論します。この記事はアトランタで起こったアジア系女性6人が犠牲者になった銃乱射事件についての専門家による考察です。


後にThe Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 2[2020 秋冬]のArticle 3-1(96頁~)に転載され2020年4月27日のAP通信の記事「アジア系アメリカ人は差別に負けず」“Asian Americans brace against rise in racist attacks 参考資料とします。今回はCNNの記事をもとに議論しますので、書籍を購入していなくても参加できます申し込みは以下のYahooチケット・サイトからお願いします。


【チケット】


「米国でのアジア系住民への差別と暴力」【Global Newsについて語ろう!】第13回 5/1(土)10時~@オンライン


トランプ前大統領がコロナウイルスを「武漢ウイルス」と呼んで以来、米国でアジア人に対する差別に基づく暴言・暴力が激増しました。言葉による暴力が大半ですが、負傷や死亡に至った深刻なケースも多く、大統領が変わった今でもその傾向は続いています。以下のBBCの記事とPodcastはそれらのヘイト犯罪の概要を詳細に説明しています。


Covid 'hate crimes' against Asian Americans on rise

2 April 2021 BBC News


Why are Asian Americans under attack?

The Real Story, BBC 19 Mar 2021 (Podcast)


とりわけ、全米に衝撃を与えた事件がアトランタで起きたマッサージ店に勤務する女性をターゲットにした銃乱射事件です。死亡した犠牲者の8名のうち6名がアジア系女性でした。事件を担当した保安官は「犯人はセックス依存症の誘惑を断ち切るために犯罪を犯したのであり、ヘイト・クライムではない」との見解を示し、それがアジア系米国人から激しく非難されました。


中国系移民2世のJennifer Ho教授は19世紀の米国でのアジア人女性に対する暴力と性的搾取の歴史からアトランタの銃襲撃事件を分析し、移民国家アメリカでアジア系アメリカ人女性が日常的に経験する差別や偏見と生きづらさをCNNの記事で解説しています。


To be an Asian woman in America

CNN Opinion by Jennifer Ho 

Updated March 18, 2021


参考資料


Article 3-1「アジア系アメリカ人は差別に負けず」

“Asian Americans brace against rise in racist attacks


ワークショップの設問はサロン会員、ワークショップ参加者及びnote記事購入者に公開します。



【参加費】 


500~1,500円、3枚つづりの回数券もあります。回数券購入の場合は最初のチケットを使用した後2回目以降は、参加希望日を電子メールでお知らせください。初回参加者は特別価格!過去に「朝英語の会京阪神@オンライン」に出席したことのない初回参加者の参加費は500円。過去の参加者の参加費は一般が1,500円、「朝英語の会」サロン会員及びnoteサークルのゴールド会員は1,000円です。参加希望者が多い場合は追加のワークショップの開催を検討します。


【チケットの発行】


参加申し込みをした方にはGoogle Meetの会議の招待状と設問を送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。


申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。




【場所】 


オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホ+Gmail アカウントを準備願います)


メインでは以下のオンライン会議システムを使います。


Google Meet (Gmailとリンクしています)



【テーマ】


グローバルな場で必要な英語力て何?コーヒーを片手に「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論するビジネス・パーソン、大学生のための刺激的な英語ワークショップ!


【開催頻度】


月に3~4回。平日午後6時30分~8時30分、土曜日午前10時~12時の二つのタイプがあります。但しオンラインでは時間設定が違いますので、ご注意ください。


【構成】


2つに分かれています。①だけという方もどうぞ。


① ワークショップ(60分)


飲み物を片手に様々な仲間と集い、The Japan Times他の英字新聞の記事を読みながら、タイムリーなトピックの英語表現と欧米式の議論の方法を学んでいく、新しいタイプの英語学習プログラム。


② 学習の後(リアルでは60分、オンラインでは30分)

交流会です。リラックスした雰囲気の中で、参加者同士の異業種交流と情報交換を予定。


【内容】


ファシリテーターと呼ばれる英語上級者の朝活メンバーが中心となり進行します。紙面を活用して「ウォームアップ」「語彙を知る」「記事を読む」「記事の内容について会話する」の4つのアクションを行います。


【なぜ私たちはグローバルで存在感を発揮できないの?】


英語でコミュニケーションが弾まないと感じるのは、実は英語で話せる共通の関心事項が無いことが大半です。特に現代のイノベーションでは、世界共通の社会課題の解決を様々な企業・団体・大学・政府関係者が国境の壁を越えて協力して行うオープン・イノベーションによる手法が主流となっています。


日本の政府関係者・企業人・研究者が、このグローバル・コミュニティで存在感を発揮できないのは、世界の社会課題に関する知識が欠けている、または知っていても英語でどう表現するか分からないのが原因であると我々は考えています。


『Global Newsについて語ろう』@京阪神(京都・大阪・神戸)では、そのような多くの日本人が持つ弱点を補強し、日本の技術・知恵を世界に発信、ともに成長できるようなコミュニティ作りを目標としています。進行役は海外でのビジネス展開を支援するGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibata が担当します。


【参加対象者】 社会人、大学生・大学院生、留学予定者など


【英語レベル】 最低限英語で日常会話ができる方。目安としてはTOEIC400点以上の英語力を持っている方。但し、予習は必須です。


【教材】 上記の記事または書籍


参加希望者はのYahooのチケット・サイトから申し込みをお願いします。定員は10名。


【オンライン・サロン】


【注意事項】


できるだけ、マイク付きイヤホンをご用意ください。音が反響せず、聞き取りやすくなります。また、可能であればLANケーブルでつないだ方が通信が安定します。



「公権力と差別:警察解体とBLM」【Global Newsについ語ろう!】第14回 5/8(土)10時@オンライン


【Global Newsについて語ろう!】第14回 は「公権力と差別:警察解体とBLM」という話題についてAP通信の記事「When protesters cry ‘defund the police,’ what does it mean?」(AP. June 8, 2020)を利用して英語で議論します


When protesters cry 'defund the police,' what does it mean? (By MICHAEL BALSAMO、AP. June 8, 2020)


の記事は後にThe Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 2[2020 秋冬]のArticle 3-2(102頁~)に転載されています。今回はAP記事をもとに議論しますので、書籍を購入していなくても参加できます。申し込みは以下のYahooチケット・サイトからお願いします。


【チケット】


公権力と差別:警察解体とBLM」【Global Newsについて語ろう!】第14回 5/8(土)10時~@オンライン


米国で昨年吹き荒れたBlack Lives Matter(BLM)の激しい抗議活動の中で、提案された政策の一つが「警察解体」です。日本人には非常に分かりにくい概念なのですが、肥大化した米国の警察権力や予算を犯罪の取り締まりではなく、犯罪の予防に必要な教育やコミュニティ開発(日本でいうところのまちづくり)に振り向け、警察組織の再構築(場合によってはスリム化)を目指しているようです。


外国人にとっては奇異にも思えるBLMの支持者からの提案ですが、米国の警察制度の歴史を知れば、納得のいく主張です。米国の警察は南部においては奴隷制度を維持するために奴隷を所有する白人が雇った警備員あるいは私警察がその起源です。そのため、米国の警察組織の主な役割は、奴隷の所有者から脱走する黒人やアジア人の奴隷を捉え、地域の「治安」を守ることでした。


The evolution of the American police officer:「In the South, however, the economics that drove the creation of police forces were centered not on the protection of shipping interests but on the preservation of the slavery system」

How the U.S. Got Its Police Force


19世紀後半には有力政治家や資本家との結びつきから、米国の都市警察組織が発達していきました。そして、都市警察の役割は労働争議を起こしそうな危険分子(労働運動や労働組合のリーダー)や増え続ける移民の脅威から既存の支配層の利益を守ることにシフトしていったのです。


「businessmen in the late 19th century had both connections to politicians and an image of the kinds of people most likely to go on strike and disrupt their workforce. So it’s no coincidence that by the late 1880s, all major U.S. cities had police forces. 」
「Fears of labor-union organizers and of large waves of …immigrants, who looked and acted differently from the people who had dominated cities before, drove the call for the preservation of law and order, or at least the version of it promoted by dominant interests.」

その組織文化の痕跡は根強く、米国の警察組織は内向きで「一般大衆から孤立」していました。そして、米警察が使う犯罪防止の手法は彼らが監視している移民や特定の地区に居住を余儀なくされている黒人や有色人種との関係を悪化させる結果をもたらしたのです。


「professionalism…promoted the creation of police departments that were “inward-looking” and “isolated from the public,” and crime-control tactics that ended up exacerbating tensions between police and the communities they watch over.」

そのような歴史を知ると、米国において、なぜ「Police Accountability」という用語が生まれてきたのか、理解できると思います。


”The issue of police brutality is often reduced to just the unjust killing of individual people by police officers, but the actual issue and the work of advocating police accountability encompass so much more than that. ”


Police Accountability


米国の警察文化は奴隷制度と移民の歴史から不可分であり、その改革を唱える「警察解体」は必ずしもラジカルなものではないようです。また、米国と同様に日本でも「差別と警察権力」は無縁ではありません。偏見や差別に基づく捜査から複数の冤罪事件も発生しています。

狭山事件の真実 - 岩波書店


日本でも入国管理法への批判が高まっている今、改めて「公権力と差別」の関係について英語で議論していきたいと思います。


ワークショップの設問はサロン会員、ワークショップ参加者及びnote記事購入者に公開します。




「BLM: 大坂なおみは黙らない」【Global Newsについて語ろう!】第15回 5/15(土)10時@オンライン


【Global Newsについて語ろう!】第15回 は「Black Lives Matter:大坂なおみは黙らないという話題についてロイター通信の記事Osaka in no mood to back down on support for Black Lives Matter”(Reuters, JUNE 10, 2020)を利用して英語で議論します


Osaka in no mood to back down on support for Black Lives Matter

By Jack Tarrant (Reuters, JUNE 10, 2020)

https://reut.rs/3f7kj9K


の記事は後にThe Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 2[2020 秋冬]のArticle 3-3(108~)に転載されています。今回はロイター通信の記事をもとに議論しますので、書籍を購入していなくても参加できます。申し込みは以下のYahooチケット・サイトからお願いします。


【チケット】


「Black Lives Matter:大坂なおみは黙らない」【Global Newsについて語ろう!】第15回 5/15(土)10時~@オンライン


米国の人種差別の歴史を塗り替えることになった警察によるジョージ・フロイド氏殺害事件。その後も米国で警察官のパトロールの最中に殺されてしまった有色人種の住民のケースは続いています。フロイド氏殺害から巻き起こったBlack Lives Matterの運動にいち早く加わったのが大坂なおみ選手です。警察への抗議の一環として、テニス・トーナメントの準決勝への欠場を表明したことから、大きな話題を呼びました。全米テニスオープンでは、警察の捜査の途中で亡くなった有色人種の犠牲者の名前をプリントしたマスクを身に着け、優勝を果たしたことも記憶に新しいと思います。


大坂なおみ選手がBLMに積極的に関与するまで、米国でも政治に対して積極的な発言をするスポーツ選手は少数でした。そのタブーと破り、かつその後はさらにトップ選手として二つのグランド・スラムで優勝を収めた大坂選手はアスリート、ビジネス・パーソン、社会活動家としてのブランドを確立しています。


今年は、マスターズ・ゴルフ・トーナメントで日本人男子初の優勝を果たした松山英樹選手が米国で注目されました。現在アジア人に対するヘイト・クライムが過激化している米国ですが、彼は従来のスポーツ選手と同じく、優勝後に人種差別問題には触れませんでした。


松山英樹は、大坂なおみのように人種問題に言及すべきだったのか?


二人の偉大なスポーツ選手は政治とのかかわりにおいて、違うアプローチの方法をとっているようです。芸能人と比較して、政治的な発言や活動を控える傾向にあった米国のスポーツ選手も近年は積極的に政治活動に関わる人が増えており、それが受け入れられ始めています。



Pro Athletes Are Now Political Activists, And You’d Better Get Used To It via https://www.forbes.com/sites/andyfrye/2020/08/27/pro-athletes-are-now-political-activists-and-youd-better-get-use-to-it/


一方、日本ではまだまだ、芸能人やスポーツ選手が政治問題に対して発言や活動をすることには不寛容な空気がありますが、大坂選手の行動は「期待されるスポーツ選手像」の基準を変えつつあると言えるでしょう。今回は米国でも議論が分かれているスポーツ選手と政治・BLMについて英語で議論します。


ワークショップの設問はサロン会員、ワークショップ参加者及びnote記事購入者に公開します。



「日本でもBLM運動に勢い」【Global Newsについて語ろう!】第16回 5/22(土)10時@オンライン


【Global Newsについて語ろう!】第16回「日本でもBLM運動に勢い」(Japan Black Lives Matter marches reflect shared sense of justice, U.S. envoy says)を使い、英語で議論します。このThe Japan Times紙記事は自身もアフリカ系アメリカ人である前駐大阪・神戸米国総領事のカレン・ケリー氏へのインタビューを中心に構成されています。 この記事をオンライン上で購読するためにはThe Japan Times紙 の無料アカウントを作成する必要があります。 Japan Black Lives Matter marches reflect shared sense of justice, U.S. envoy says https://www.japantimes.co.jp/news/2020/06/26/national/social-issues/japan-black-lives-matter-kansai-us-envoy/ の記事は後にThe Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 2[2020 秋冬]のArticle 3-5(120頁~)に転載されています。今回はオンライン記事をもとに議論しますので、書籍を購入していなくても参加できます。申し込みは以下のYahooチケット・サイトからお願いします。 【チケット】 「日本でもBLM運動に勢い」【Global Newsについて語ろう!】第16回 5/22(土)10時@オンライン https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0144p62j8rn11.html

米国での警察によるジョージ・フロイド氏殺害事件を発端として生まれたBlack Lives Matter運動は世界各地に飛び火しました。米国での第二の公民権運動と言われた抗議運動の様子はSNSで瞬く間に拡散し、日本でも街頭での抗議運動が行われました。ケリー前駐大阪・神戸米国総領事は彼女の経験から、米国の人種差別の歴史、警察制度の問題点をインタビューで率直に語っていたのが印象的でした。彼女の回答の中でとりわけ驚いたのが以下の部分です。 「The African American community has long been talking about police brutality and overpolicing of minority communities, she added. It was easier to dismiss those complaints in the pre-social media age, but not now.」 「Many U.S. police forces now have military-grade weaponry and are trained to view the communities they patrol as hostile territory.」 「多くの米警察は軍隊と同じレベルの武器を装備し、彼らがパトロールするコミュニティ(有色人種が多く住むエリア)を「敵意のある地域」と見做すように訓練されている」というのです。これでは、まるで「米国の都市の内部で内戦が起きているような状態」であり、人種差別による隔離政策の歴史は非常に重い、と私は感じました。 日本のメディアでもBLMは取り上げられましたが、特に反響が大きかったのが、NHKのEテレ「バリバラ」の放送です。 「Black Lives Matter、そして日本は」 https://www.nhk.jp/p/baribara/ts/8Q416M6Q79/episode/te/WX568GWM1Z/ 以下、番組の紹介です。初回の放送内容は賛否両論を呼び起こしました。 「黒人への人種差別に抗議するBLACK LIVES MATTERムーブメント。動きは世界に広がり、大坂なおみ選手や八村塁選手ら著名人も賛同。日本でもデモ行進が行われた。一方で「日本には関係ない話。余計な問題を持ち込むな」といった声も聞かれる。番組では日本で暮らすアフリカルーツの人たちが自らの体験を語り合う。黒人差別の歴史やメディアの問題も交えながら、日本におけるBLMを考える」 以下の記事で説明があるように、出演者はNHKニュース番組内での黒人の差別的描写をも批判しており、このことがきっかけで、SNS上でかなり話題を呼んだようです。 テレビ局同士はなぜ互いに批判しない?〜「バリバラ」が試みた“自局・他局の批判”という快挙〜(水島宏明) -

日本でも国際結婚や移民は増えており、BLMは他人ごとではありません。この記事をもとに一緒に「人種差別」について考えてみませんか。ワークショップの設問はサロン会員、ワークショップ参加者及びnote記事購入者に公開します。


バイデン大統領の就任演説を読み解く【Global Newsについて語ろう!】第17回 5/29(土)10時@オンライン


Global Newsについて語ろう!】第17回 5/29(土)10時@オンラインは「バイデン大統領の就任演説」を利用します。今回は、HPに大統領の就任演説が公開されていますので、書籍が無くても、ワークショップに参加可能です。新参加者大歓迎です!チケットの購入は以下からお願いします。 バイデン大統領の就任演説」【Global Newsについて語ろう!】第17回 5/29(土)10時@オンライン https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01gbt5aeqzn11.html 【銀行振込での申し込み】 振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。 https://www.global-agenda-21c.com/contact 下記にホワイトハウスが発表したバイデン大統領の就任演説のスクリプトと動画があります。 Inaugural Address by President Joseph R. Biden, Jr. https://www.whitehouse.gov/briefing-room/speeches-remarks/2021/01/20/inaugural-address-by-president-joseph-r-biden-jr/ バイデン大統領の就任演説の動画はこちらから 。 President Biden's Inaugural Address(Movie) https://youtu.be/KlC8zcnOlE0 「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」にはこの就任演説の日本語訳と音源が付いています。この書籍はGlobalNewsについて語ろうのメインの教材です。毎週、ここに掲載されている記事を中心に英語で議論するワークショップを開催しています。 The Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 3[2021 春夏] https://bookclub.japantimes.co.jp/book/b561674.html ワークショップの設問はサロン会員、ワークショップ参加者及びnote記事購入者に公開します。


世界の知性が語る現代社会【英語で学ぶ大人の社会科】


「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する」を2017年から主宰しています。現在、対面は関西だけの活動ですが、パンデミックを受けてワークショップのオンライン化を始めました。これと並行して、もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のために「英語で学ぶ大人の社会科」を2020年4月から始めました!


「ポストコロナ:新自由主義の終焉」【英語で学ぶ大人の社会科】第26回 5/5(祝・水)20時@オンライン


2021年5月5日20時~の【英語で学ぶ大人の社会科】は「ポストコロナ:新自由主義の終焉」について世界経済フォーラムの記事を使い、英語で議論します。新型コロナ感染対策として、オンラインでの開催です。チケットの申し込みは以下のサイトからお願いします。


【チケット】


「ポストコロナ:新自由主義の終焉」【英語で学ぶ大人の社会科】第26回 5/5(祝・水)20時@オンライン



ポストコロナ時代に、新自由主義から脱却するべき理由


世界経済フォーラムが「新自由主義」の終焉とステークホルダー資本主義へのパラダイム・シフトを提唱しています。


「今日の消費者が望んでいるのは、優れたモノやサービスを、より多く安く手に入れるということではありません。むしろ、高まっているのは、企業に対して社会福祉や公共の利益への貢献を期待する声。これまでとは違う「資本主義」への基本的な要求があり、その需要はますます広がっています。」

ポストコロナ時代に、新自由主義から脱却するべき理由



英語版の記事が発表されたのは2020年10月12日で、まだトランプ前大統領の言動が影響力を持っていた時期でした。正直、この記事の提案がどこまで世界で受け入れられるのだろうかと、疑問に思っていたのも確かです。しかし、バイデン大統領が就任してからというものの、米政府がポストコロナに向けて、次々に大型の予算出動を伴う政策を実施するのを見て、いよいよ世界は「新自由主義」的経済運営から脱却しようとしているのだと実感しています。


先日のエコノミスト誌のPodcastでも「大きな政府は復活するのか」という特集をしていました。


Checks and Balance – Is big government back? https://www.economist.com/podcasts/2021/03/26/is-big-government-back


PRESIDENT JOE BIDEN wants a big infrastructure bill to follow the stimulus cash he has handed out. It would add up to a $5 trillion overhaul of America. A splurge on this scale has long been taboo in mainstream politics. Is big government back?

Podcastは第二次世界大戦後「大きな政府」、70年代のカウンターカルチャーの挫折を経て、新自由主義が生まれてきた80年代以降の歴史を説明しています。過去40年間、資本主義経済の主流の思想として揺るぎない地位を築いてきた「新自由主義」ですが、気候変動の激化、そしてパンデミックを契機として、その見直しが始まっています。バイデン大統領の新しいインフラ投資の案と合わせて、時代の転換点にいるような気がしました。


ESGを企業経営に取り込むことが必須となった今、ステークホルダー資本主義は経済のスタンダードとして定着していくでしょうか。英語で議論します。


設問は参加申し込み者&サロン会員及びnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。


【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会 https://note.com/globalagenda/m/mb6e6207ceae6 定員: 10名

【詳細】 参加費は500~2,350円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。 申し込み後(開催日前日)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。 申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。

【場所】 オンライン

オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。 ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です! メインでは以下のオンライン会議システムを使います。 Google Meet(Gmailとリンクしています) https://support.google.com/meet/answer/9302870?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja 【ビデオ会議システム】Google Meet ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。 申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。 ビデオ会議ツール「Google Meet」の利用方法 https://www.lifehacker.jp/2020/05/212607you-can-now-use-google-meet-to-host-free-video-conferen.html オンライン・サロン& noteゴールド会員について 現在、オンライン・サロン「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」とnoteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」の会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。 【オンラインサロン朝英語の会@京阪神】

「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する」を始めました。京都・大阪・神戸で開催される「朝英語の会@京阪神」共通のサロンです。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。 【HP】https://globalagenda.wixsite.com/morningenglish 【英語で学ぶ大人の社会科】 noteのサークルを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りなサークルの立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。


【英語で学ぶ大人の社会科】サークル https://note.com/globalagenda/circle


「ポストコロナ:新自由主義の終焉」【英語で学ぶ大人の社会科】第26-2回 5/16(日)20時@オンライン


2021年5月16日(日)20時~の【英語で学ぶ大人の社会科】は「ポストコロナ:新自由主義の終焉」について世界経済フォーラム(The World Economic Forum)の記事を使い、英語で議論します。新型コロナ感染対策として、オンラインでの開催です。チケットの申し込みは以下のサイトからお願いします。


【チケット】


「ポストコロナ:新自由主義の終焉」【英語で学ぶ大人の社会科】第26-2回 5/16(日)20時@オンライン


ワークショップの詳細は前回と同じです。


「ポストコロナ:新自由主義の終焉」【英語で学ぶ大人の社会科】第26-2回 5/16(日)20時@オンライン|



「デジタル技術と地政学」【英語で学ぶ大人の社会科】第27回 5/30(日)20時@オンライン


2021年5月30日(日)20時~の【英語で学ぶ大人の社会科】は「デジタル技術と地政学」について世界経済フォーラム(The World Economic Forum)の記事を使い、英語で議論します。新型コロナ感染対策として、オンラインでの開催です。チケットの申し込みは以下のサイトからお願いします。


【チケット】


「デジタル技術と地政学」【英語で学ぶ大人の社会科】第27回 5/30(日)20時@オンライン


「デジタル技術と地政学」


冷戦の時代、大国間の政治闘争で核となった競争力の源泉は、帝国主義時代から続くエネルギー資源の確保、戦闘力の増強、製造業を中心とした経済力でした。しかし、21世紀の今、地政学上の力学を左右するのはデータ・テクノロジーです。この覇権争いの中で、とりわけ、重要なプレイヤーは和製英語でGAFAと言われるBig Fourと中国のテック企業群でしょう。


いわゆる「Digital Fascism」は容易に国境を越え、政治、経済、個人に多大な損害をもたらす可能性があります。歴史学者のYval Noah Harariはその危険性について、以下のようにTEDで講演をしています。


Why fascism is so tempting — and how your data could power it (Yuval Noah Harari | TED2018)


急速に発展するデジタル技術と地政学の将来を7人の識者が語ったのが以下の世界経済フォーラムの記事です。今回はこの記事をもとに、データ技術と国際政治&経済の未来について英語で議論していきたいと思います。



設問は参加申し込み者&サロン会員及びnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。





【論文の教室:基礎・実践編】大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座@大阪梅田&オンライン 5/2(日)





大学生、社会人に必要な論文・レポートの作成・執筆のスキルを最短で学習


2021年5月の「論文の教室」大阪&オンライン開催のお知らせです。2021年の新学期も大学ではオンライン授業が継続されるのではないかと思います。課題レポートの提出に備えて、この機会にしっかり「論文・レポートの書き方」を学んでみませんか?長文記事やレポート等を執筆する必要のある社会人にも有用な講座です。


【論文の教室】大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座


日時: 2021年5月2日(日)10:00-12:00 & 13:30-15:30


第1部 10:00~12:00  第2部 13:30~15:30


2020年4月にオープンした大阪梅田の会場の会議室はオンライン会議・講義が簡単に開催できるように各部屋に大スクリーンが装備されています!


チケットはPeatixから購入できません。Yahooチケットまたは銀行振り込みでお願いします。


1)【チケット申し込み】大阪梅田会場


2)【チケット申し込み】オンライン


【銀行振込での申し込み】


振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。



ニューノーマル時代に必要なライティング・スキル


パンデミックが世界中に蔓延する中、2020年の新学期は始まりました。4月初めからオンライン授業に移行できた大学は比較的少なく、5月の下旬頃より、ようやく足並みがそろったようです。慣れないオンライン授業で大変なスタートを切った新大学生の方も多いのではないでしょうか。コースをオンラインで履修するだけでも大変なのですが、大学生活が始まってすぐに、今まで取り組んだことのない課題や研究レポートの提出を求められて困っている大学生の方を何人か見かけました。また、日本の教育制度では過去にはレポートを提出させる大学は比較的少なかったのですが、社会人になってから、仕事でまとまった量の企画書をや報告書を書く必要に迫られ、四苦八苦されているお話もお聞きします。

これまで私たちは主に研究者、留学予定者並びに英語エッセイ・小論文科目での受験生に対して英語及び日本語のアカデミックライティングの指導をしてきたのですが、最近需要が増えているにもかかわらず、きちんと論文やレポート執筆の方法を学ぶ機会がなかったという学生や社会人を対象に「基礎から始めるレポート・論文の教室」という講座を運営しています。


この講座は基本的には大学生以上を想定しているのですが、内容としては中学生・高校生でも参加可能です。ただ、具体的な課題やテーマがないと、なかなか取り組みへの意欲が湧かないのも事実です。そこで「賞金!」も期待できる懸賞論文に応募するという方法があります。締め切りもあるため、決められた期間内に終える、という論文のお約束にも対応しています。そこで、一般の人が応募できるエッセイ・論文コンテストを集めてみました。


【論文の教室】2021年懸賞論文に応募して文章力を鍛えよう!Part3


コースの内容は以下のとおりです。第一部では論文執筆の基礎(始め方)を学び、第二部では受講者の方が実際に与えられた課題をもとに「実践編」として受講者で一緒に考えるという構成になっています。


【内容】


第一部:基礎編


1. 論文とは何か?

2. 論文の3本の柱

3. 論文の種類

4. テーマの決め方・取り組み方

5. 文献調査の手法

6. 論文のスコープを決める(タイトルをつける)

7. 引用・参照文献の書き方


第二部:実践編


1. 論文のアウトラインを作る

2. 議論(argument/discussion)をどう発展させるか

3. 論証の方法

4. エビデンスの集め方

5. ライティングのコツ

6. プレゼンテーション・講評


大阪梅田会場との同時開催です。なお、オンラインの授業はGoogle Meetを利用する予定です。お申し込み後にGmailでカレンダーの招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加をする」をクリックするだけで始められます。


参加対象者:大学生及び社会人

定員:10名

費用:7,000~16.000円 (教材、消費税込み)第一部と第二部を別々に受講できます。

サロン会員割引価格7,000円~14,000円

通常価格 8,000~16,000円

希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。オンラインの開催も計画しています。遠方の方にはSkypeやGoogle Meetを利用した講義と添削サービスを提供いたします。

【キャンセル・欠席の扱い】 欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。


実はこれまでの受講者の多くは社会人なのですが、今まで学習したことが無い内容だった、とのご意見でした。基礎編の内容は海外で教わった論文の準備や文献調査の手法を中心にグローバル・アジェンダがこれまでの執筆の経験をもとに再構成したものです。第二部の実践編も他の受講者からのアイディアが参考になったと好評でした。


コロナ感染の拡大はまだ続いているため、2021年も大学のオンライン講座が続くと思われます。レポート課題が数多く提出されている今こそ、ぜひとも論文・レポート執筆のスキルを身に着けてみませんか?



「論文・レポートの書き方」参考記事


また「論文の書き方」に関しては以下の記事も参考になると思います。


アカデミック・ライティング: なぜ訓練が重要なのか


【論文の教室】盗用・剽窃に関する注意


「論文の自己評価について」【論文の教室】大学生・社会人のためのレポートの書き方


大学の役割:研究機関 vs 教育機関



英語論文講座[発展編3-5]5/3(祝)@大阪梅田&オンライン




2020年12月に国立大学医学系の大学院生を対象に「英語論文の書き方」2日間の集中コースを引き受けました。その講義のために準備した複数の新モジュールがあります。大学生・大学院生・研究者を対象として以下の英語論文講座を開講します。自分のレベルに合わせて、複数のユニットから選択できます。実施場所は大阪梅田オフィス内の会議室及びオンラインです。



英語アカデミック・ライティング講座


講師:Kuniko Shibata, PhD (Global Agenda)


2021年5月3日(祝・月)


[Unit 4] 英語論文の執筆準備&自己評価


アカデミック・ライティング英語論文講座【発展編3-概要】


10:30~12:00(90分)


英語論文の構想を練る:主に大学・大学院での課題や論文を想定した内容です。3/27(土)開催予定の講座のUni2&3は研究者及び学位論文執筆者を対象にしたコンテンツです。

  1. ライティングのための準備

  2. 課題を理解する

  3. 読者を想定する

  4. 論文の構想を考えるための3つ考え方

  5. 論文の評価軸


[Unit 5]  英語学術論文の読み方:型から学ぶ


アカデミック・ライティング英語論文講座【発展編4-概要】


13:30~15:00(90分)


英語論文の上達のコツは既存の文献、特に自分と類似の研究をしている研究者の論文を分析することから始まります。自分の研究分野以外でも、評価の高い論文にはいくつかの特徴があります。他者の論文の長所を改めて研究し、自己の論文に反映させる方法を学びます。

  1. 自分の研究テーマに関連する論文を最低9本選ぶ

  2. 英語の論文を9つの役割に分類

  3. 学術論文の型・議論の手法を学ぶ

  4. 学習した成果を自分の論文に応用する


[Unit 6] 読者を理解する&日本人の英語論文の弱点 


アカデミック・ライティング英語論文講座【発展編5-概要】


15:15~16:45(90分)


日本人の英語論文の弱点を説明した後、論文の「読者は誰か」「読者の期待」の定義の方法について講義。この分析の後に論文の設問・内容の再構築について論じます。

  1. 日本人の英語論文の弱点

  2. 論文の読者・目的は何か:読者を理解する

  3. 論文の設問・内容を再構築する


詳細


【チケットの購入】


[Yahooチケット@大阪梅田会場]


英語論文講座[発展編3-5]5/3(祝)10:30~@大阪梅田


[Yahooチケット@オンライン]


英語論文講座[発展編3-5]5/3(祝)10:30~@オンライン



[銀行振り込み]


下記から振込用紙をダウンロードしてお申し込みください。


大阪梅田会場とのオンラインとの同時開催です。なお、オンラインの授業はGoogle Meetを利用する予定です。お申し込み後にGmailでカレンダーの招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加をする」をクリックするだけで始められます。


参加対象者:大学生、大学院生、研究者、社会人


定員:10名


費用:5,500~17.000円 (教材、消費税込み)Unitを別々に受講できます。


サロン会員割引価格 5,500円~16,000円

通常価格 6,000~17,000円


希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。オンラインの開催も計画しています。遠方の方にはSkypeやGoogle Meetを利用した講義と添削サービスを提供いたします。


【キャンセル・欠席の扱い】 欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。


英語論文講座[発展編6]Literature Review:基礎・実践編 5/4(祝・火)@大阪梅田&オンライン





2020年12月に国立大学医学系の大学院生を対象に「英語論文の書き方」2日間の集中コースを引き受けました。その講義のために準備した複数の新モジュールがあります。大学生・大学院生・研究者を対象として以下の英語論文講座を開講します。自分のレベルに合わせて、複数のユニットから選択できます。実施場所は今回はオンライン開催のみです。



英語アカデミック・ライティング講座


講師:Kuniko Shibata, PhD (Global Agenda)


2021年5月4日(祝・火)


[Unit 7] 英語論文のLiterature Review-基礎・実践編


アカデミック・ライティング英語論文講座【発展編6-概要】


10:00~12:00(120分)


今回は英語論文の方向性・研究設問を設定するための重要なステップ、Literature Review(文献精査)の方法とその成果を論文に反映させる手法を学びます。実は日本人研究者の多くはこのLiterature Reviewを十分にこなしていないことが多く、結果として論文の意義、目的、研究設問があいまいになっていることがしばしばあります。ここでは、Literature Reviewの意義、読むべき文献の絞り方、研究設問への反映のさせ方、Literature Review Sectionの書き方を学びます。

  1. Literature Review(文献精査)とは何か

  2. Literature Reviewの意義・目的

  3. 先行研究の検索・精査

  4. 研究成果の精査

  5. Research Gapを探す

  6. 研究設問の設定

  7. Literature Review Sectionの書き方


詳細


【チケットの購入】

[Yahooチケット@オンライン]


英語論文講座[発展編6][Unit 7] 英語論文のLiterature Review-基礎・実践編 5/4(祝・火)10:00~@オンライン


[銀行振り込み]


下記から振込用紙をダウンロードしてお申し込みください。


オンラインの授業はGoogle Meetを利用する予定です。お申し込み後にGmailでカレンダーの招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加をする」をクリックするだけで始められます。


参加対象者:大学生、大学院生、研究者、社会人


定員:10名


費用:7,000~8,000円 (教材、消費税込み)Unitを別々に受講できます。


サロン会員割引価格 7,000円

通常価格 8,000円


希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。オンラインの開催も計画しています。遠方の方にはSkypeやGoogle Meetを利用した講義と添削サービスを提供いたします。


【キャンセル・欠席の扱い】 欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。


【講師】

Dr. Kuniko Shibata グローバル・アジェンダ 代表 『朝英語の会』梅田&神戸~The Japan Times 紙記事について議論する, リーダー 【講師の略歴】 The London School of Economics and Political Science (LSE) 博士課程卒業, PhD in Regional Planning. 日本の大学を卒業後、営業職から米国への語学留学、大手外資系企業の役員秘書職を経て、英国の大学院で公共政策(地域都市政策)の博士号を首席(Distinction)で取得。米国のロータリー財団と南オーストラリア州政府からフェローシップを得て、カナダのThe University of British Columbia、豪州のThe University of Adelaideの都市政策研究科に客員研究員として留学。主に国際学術雑誌及び欧米の出版社から研究成果を発表。論文は国際学会での受賞等、海外で高い評価を得ている。過去21年間、国内外で政府、シンクタンク、大学、企業等の依頼を受け、公共セクターのリサーチャー並びにコンサルタントとして政策研究及び市場調査に従事する。都市計画、地域振興、観光/文化、環境/エネルギー、医療/介護福祉、コンプライアンスなど幅広い分野をカバー、白書や政府委員会レポート等の執筆、外国政府・企業関係者との交渉を引き受けてきた。現在は、関西を拠点に政策調査、日本企業の海外展開支援及び調査コンサルティング事業、海外企業の日本市場におけるマーケティング及び販路開拓支援、グローバル人材教育事業を手掛けている。


【オンライン・サロン会員について】


「朝英語の会」@大阪&神戸の過去の活動についてごらんになりたい方は以下のブログ記事でご確認ください。


「論文・レポートの書き方」参考記事


また「論文の書き方」に関しては以下の記事も参考になると思います。


アカデミック・ライティング: なぜ訓練が重要なのか


【論文の教室】盗用・剽窃に関する注意


「論文の自己評価について」【論文の教室】大学生・社会人のためのレポートの書き方


大学の役割:研究機関 vs 教育機関


さらににライティングのスキルをアップされたい方は以下のサイトも参考にしてください。


[WritingCafe] 英語論文アカデミック・ライティング・グループ



英語論文講座[基礎編]&[発展編]4/18(日)10:30~@大阪梅田&オンライン


2020年12月に国立大学医学系の大学院生を対象に「英語論文の書き方」2日間の集中コースを引き受けました。その講義のために準備した複数の新モジュールがあります。大学生・大学院生・研究者を対象として以下の英語論文講座を開講します。自分のレベルに合わせて、複数のユニットから選択できます。実施場所は大阪梅田オフィス内の会議室及びオンラインです。



英語アカデミック・ライティング講座


講師:Kuniko Shibata, PhD (Global Agenda)


2021年4月18日(日)


[Unit 1]  初めての英語論文


アカデミック・ライティング英語論文講座【基礎編-概要】


10:30~11:45(75分)


  1. 論文とは何か?

  2. 英語論文執筆に必要な技術

  3. 英語論文の特徴

  4. 英語のAcademic Writingをどう学ぶか

  5. 英語論文のタイプ

  6. 英語論文の読者及び執筆の目的を定義する

  7. 英語論文の構成

  8. パラグラフの構造

  9. 序章・終章のまとめ方

なお、この英語論文講座[基礎編]は日本語でのアカデミック・ライティング・スキルよりは上級のコースになります。論文の書き方に自信がない方は4/11(日)「論文の教室」の基礎編の受講をお勧めします。


大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座 「論文の教室」【基礎・実践編】@オンライン&大阪梅田 4/11(日)



[Unit 2] 研究課題の設定方法 


アカデミック・ライティング英語論文講座【発展編1-概要】


13:15~14:25(70分)


  1. 研究課題をどう設定するか

  2. 理論的研究 vs 実践的研究

  3. 文献調査のヒント


[Unit 3] 研究設問(Research Questions)を発展させる 


アカデミック・ライティング英語論文講座【発展編2-概要】


14:35~15:45(70分)

  1. Research Questionsの必須条件

  2. どのようにResearch Questionsを書くか

  3. Research Questionsのタイプ

  4. Research Questionsを設定する時の注意事項


詳細


【チケットの購入】


[Yahooチケット@大阪梅田会場]


英語論文講座[基礎編]&[発展編]4/18(日)10:30~@大阪梅田


[Yahooチケット@オンライン]


英語論文講座[基礎編]&[発展編]4/18(日)10:30~@オンライン



[銀行振り込み]


下記から振込用紙をダウンロードしてお申し込みください。



大阪梅田会場とのオンラインとの同時開催です。なお、オンラインの授業はGoogle Meetを利用する予定です。お申し込み後にGmailでカレンダーの招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加をする」をクリックするだけで始められます。


参加対象者:大学生、大学院生、研究者、社会人


定員:10名


費用:4,500~15.000円 (教材、消費税込み)Unitを別々に受講できます。


サロン会員割引価格 4,500円~13,000円

通常価格 5,000~14,000円


希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。オンラインの開催も計画しています。遠方の方にはSkypeやGoogle Meetを利用した講義と添削サービスを提供いたします。


【キャンセル・欠席の扱い】 欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。



【論文の教室-2】卒業論文・修士論文・調査報告書の書き方 4/29(祝)10:00~@大阪梅田&オンライン



2021年4月新学期・新年度が始まります。昨年は新型コロナで授業のほとんどがオンライン授業になり、多くの課題レポートに悩まされた大学生の方が多かったのではないでしょうか。このような背景のもと、昨年の春から「論文・レポートの書き方」を過去に学ぶことのなかった大学生・社会人向けに日本語の「論文の教室」を関西&オンラインで始めました。


一方、科目の課題レポートよりもさらに難しいのが、大学生の卒業論文、大学院生の修士論文です。企業が発表する調査報告書も基本的にはこの学位論文の様式と同じです。今回の講座では、一般的な大学のレポートよりもさらに上級の学位論文・調査報告書の始め方・書き方を学びます。



【論文の教室-2】卒業論文・修士論文・調査報告書の書き方


日時: 2021年4月29日(祝)10:00-12:00 & 13:30-15:30

第1部 10:00~12:00  第2部 13:30~15:30


【内容】 第1部 基礎編 10:00-12:00


学位論文(卒業論文・修士論文)・調査報告書の特徴

テーマの設定

必要な資料を探す

文献の精査・読み方(第二部でさらに検証)

研究設問を設定する

研究の手法

学位論文の構成


第2部 実践編 13:30-15:30


既存の論文の検証から自分の論文を構築する方法

論文のスタイルを知る

批判的思考とは何か

言葉の「定義」の重要性を学ぶ

発表


なお、レポートそのものの書き方が分からない、自信がないという方はこちらの講座を先に受講することをお薦めします。


大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座 「論文の教室」【基礎・実践編】@オンライン&大阪梅田 4/11(日)


2020年4月にオープンした大阪梅田の会場の会議室はオンライン会議・講義が簡単に開催できるように各部屋に大スクリーンが装備されています!

【詳細】


チケットの購入はYahooチケットまたは銀行振り込みでお願いします。


1)【チケット申し込み】大阪梅田会場


2)【チケット申し込み】オンライン


【銀行振込での申し込み】


振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。


オンライン講義はGoogle Meetを利用予定です。お申込み後にGmailでカレンダー形式の招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加する」をクリックするだけでを講義を受けることが出来ます。 参加対象者:大学生及び社会人

定員:6名 費用:7,000~16.000円 (教材、消費税込み)第一部と第二部を別々に受講できます。 サロン会員割引価格7,000円~14,000円 通常価格 8,000~16,000円 【キャンセル・欠席の扱い】 欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。オンラインの開催も計画しています。遠方の方にはSkypeやGoogle Meetを利用した講義と添削サービスを提供いたします。 【講師】 Dr. Kuniko Shibata グローバル・アジェンダ 代表 『朝英語の会』梅田&神戸~The Japan Times 紙記事について議論する, リーダー 【講師の略歴】 The London School of Economics and Political Science (LSE) 博士課程卒業, PhD in Regional Planning. 日本の大学を卒業後、営業職から米国への語学留学、大手外資系企業の役員秘書職を経て、英国の大学院で公共政策(地域都市政策)の博士号を首席(Distinction)で取得。米国のロータリー財団と南オーストラリア州政府からフェローシップを得て、カナダのThe University of British Columbia、豪州のThe University of Adelaideの都市政策研究科に客員研究員として留学。主に国際学術雑誌及び欧米の出版社から研究成果を発表。論文は国際学会での受賞等、海外で高い評価を得ている。過去25年間、国内外で政府、シンクタンク、大学、企業等の依頼を受け、公共セクターのリサーチャー並びにコンサルタントとして政策研究及び市場調査に従事する。都市計画、地域振興、観光/文化、環境/エネルギー、医療/介護福祉、コンプライアンスなど幅広い分野をカバー、白書や政府委員会レポート等の執筆、外国政府・企業関係者との交渉を引き受けてきた。現在は、関西を拠点に政策調査、日本企業の海外展開支援及び調査コンサルティング事業、海外企業の日本市場におけるマーケティング及び販路開拓支援、グローバル人材教育事業を手掛けている。 【オンライン・サロン& noteゴールド会員について】 現在、オンライン・サロン「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」とnoteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」の会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。 【オンラインサロン】朝英語の会@京阪神 https://globalagenda.wixsite.com/morningenglish 【note】サークル https://note.com/globalagenda/circle 以下は朝英語の会@京阪神に関する記事を掲載したブログ頁です。これまでに行ったワークショップの詳細や参加者の様子をアップしています。 【Global Agenda​】 https://www.global-agenda-21c.com/blog

「論文・レポートの書き方」参考記事

また「論文の書き方」に関しては以下の記事も参考になると思います。 アカデミック・ライティング: なぜ訓練が重要なのか https://note.com/globalagenda/n/n2589ef5f9d01 【論文の教室】盗用・剽窃に関する注意 https://note.com/globalagenda/n/n3e478782ff05 「論文の自己評価について」【論文の教室】大学生・社会人のためのレポートの書き方 https://note.com/globalagenda/n/n529c7d979be0 大学の役割:研究機関 vs 教育機関 https://note.com/globalagenda/n/n33ec227fe51a さらににライティングのスキルをアップされたい方は以下のサイトも参考にしてください。 [WritingCafe] 英語論文アカデミック・ライティング・グループ https://globalagenda.wixsite.com/writing


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