グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ!「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」、世界の知性が語る現代社会「英語で学ぶ大人の社会科」及び「論文の教室:大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座」。2020年7月の予定及びその他のイベントについてのお知らせです。
「英語で学ぶ大人の社会科」
2020年4月末より「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する~」よりもさらに上級編の「英語で学ぶ大人の社会科」のオンライン開催を始めました。以下は今月のテーマです。
災害や危機の時ほど民主主義について考える必要があります。英語上級者にお薦めの知的イベント!
第6&7回はNaomi Klein(「ショック・ドクトリン」の著者)の記事を利用予定です。
Naomi KleinのThe Guardian紙の長文記事のタイトルのすぐ後についている以下の序文の導入文を読んで、まるで日本で現在起こっていることのようだと思った方は少なくないのではないでしょうか。
”After a crisis, private contractors move in and suck up funding for work done badly, if at all – then those billions get cut from government budgets. Like Grenfell Tower, Hurricane Katrina revealed a disdain for the poor. By Naomi Klein”
この記事は2017年に発表されたものですが、Naomi Kleinが提唱した「ショック・ドクトリン」の理論は世界がコロナ危機に瀕している今こそ、改めて注目すべきテーマだと思います。元々は2005年に米国を襲った大型台風ハリケーン・カトリーナ後にその混乱に乗じて政府に近い企業が多大な利益を得た上に、実際の被害者たちはほとんど救済されなかったことを告発した著書から導き出された理論でした。むしろ、これらの危機が実は政官財の癒着を強める働きを持ったことをKlein氏はその著書のなかで描き出しています。この理論を使い、改めてトランプの米国大統領就任と英国の高層公営住宅の火災後の政治経済を分析したのが、Klein氏のThe Guardianへの寄稿記事です。
第6&7回 Naomi Klein: how power profits from disaster
記事の内容はPodcastでも聞けます。ショック・ドクトリンの理論について簡潔に説明されています。
Naomi Klein: how power profits from disaster – podcast
第6回は前半部分、印刷した場合の4ページ終わりまでについて議論し、第7回は後半5ページの部分について議論を進めていきます。
設問は参加申し込み者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。
【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
日程は下記のとおりです。
コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理【英語で学ぶ大人の社会科】 K's Bar 第6&7回:オンライン
【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第6-1回 コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理(オンライン開催)2020/7/12(日) 20:00 ~ 21:30
【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第6-2回 コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理(オンライン開催)2020/7/15(水) 20:00 ~ 21:30
【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第7-1回 コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理(オンライン開催) 2020/7/26(日) 20:00 ~ 21:30
【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第7-2回 コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理(オンライン開催)2020/7/29(水) 20:00 ~ 21:30
定員: 10名
【チケット】
参加費は500~2,350円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方と新参加者の方の参加費は500円です。申し込み後(開催日前日)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。
「英語で学ぶ大人の社会科」の趣旨については以下を参照してください。
【HP】【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
オンライン・サロン
朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する
2017年3月より大阪梅田で運営している「朝英語の会梅田@KANDAI MeRISE~The Japan Times紙記事について議論する」を2019年7月下旬から神戸でも開催しています。「朝英語の会神戸@120 WORKPLACE KOBE~The Japan Times紙記事について議論する」は月3~4回ペース、平日夕方、土曜日午前中のより参加しやすい時間帯に開催されます。京都でもワークショップの開催を計画しておりましたが、緊急事態宣言を受けて、しばらくはオンラインで開催しますので、遠方の方もぜひご参加くださいませ。直近の予定は以下のとおりです。
【日時】
7/4(土)10:30~
7/9(木) 20:00~
7/11(土)10:00~
7/16(木) 20:00~
【参加費】
500~1,500円、3枚つづりの回数券もあります。回数券購入の場合は最初のチケットを使用した後2回目以降は、参加希望日を電子メールでお知らせください。初回参加者は500円!
朝英語の会@京阪神とは
『朝英語の会』はThe Japan Times が毎週火曜日に朝英語の会のコラムに掲載している「日本の今」を代表するようなニュースを基に作成された記事を使い、最新ニュースに関する英語表現を「知る」「読む」「話す」そして「議論する」約1時間のコミュニティ型の英語学習プログラムです。2017年より、関西で初めてのThe Japan Times『朝英語の会 梅田』が関西大学と株式社関西TSUTAYAが共同で運営する起業支援サロン「スタートアップカフェ大阪(関西大学梅田キャンパス内STARTUP CAFÉ 大阪KANDAI MeRISE)」で始まりました。
月数回、モーニングコーヒーを片手に朝の就業時間前及び週末の朝に、様々なビジネスに関わる仲間と集い、The Japan Times / The New York Times の記事を読みながら、タイムリーなトピックの英語表現と欧米式の議論の方法を学ぶ新しいタイプの英語学習プログラムです。朝の学習の後には、リラックスした雰囲気の中で、参加者同士の異業種交流と情報交換を予定しています。
運営はファシリテーターと呼ばれる英語上級者の朝活メンバーが中心となり進行し、紙面を活用して「ウォームアップ」「語彙を知る」「記事を読む」「記事の内容について会話する」の4つのアクションを行います。
英語でコミュニケーションが弾まないと感じるのは、実は英語で話せる共通の関心事項が無いことが大半です。特に現代のイノベーションは世界共通の社会課題の解決を様々な企業・団体・大学・政府関係者が国境の壁を越えて協力して行うオープン・イノベーションによる手法が主流となっています。日本の政府関係者・企業人・研究者がこのグローバル・コミュニティで存在感を発揮できないのは、世界の社会課題に関する知識が欠けていたり、知っていても英語でどう表現するか分からないのが原因であると我々は考えています。
『朝英語の会@京阪神』はそのような多くの日本人が持つ弱点を補強し、日本の技術・知恵を世界に発信し、ともに成長できるようなコミュニティ作りを目標としています。運営は海外でのビジネス展開を支援するグローバル・アジェンダのDr. Kuniko Shibataが担当します。
朝英語の会@京阪神 7/4(土)& 7/9(木)のコンテンツ
7/4(土)10:30~& 7/9(木) 20:00~「朝英語の会京阪神@オンライン~The Japan Times紙記事について議論する」に利用する記事が配信されました。
コロナ危機の緊急事態宣言と移動の自粛が解除され、少しづつ社会は動き始めました。学校の休校も解かれ、必ずしも家に閉じこもっていなくてもよくなりました。ただし、コロナ危機は今までも日本に存在していた様々な問題を露わにしています。この中で浮かび上がってきのたが「家庭内格差」とでもいうべき家族間の家事の分担率です。その中で特に時間も手間もかかるのが食事の準備と後片付けでしょう。今回は外出自粛の影響で自宅で食事するしか選択肢が無くなった家庭への影響に関する議論です。
Let's discuss the struggle of mealtime
議論の主な内容は以下のとおりです。
Warm up
One minute chat about your favorite food.
Game
Collect words related to family, e.g.: home, child, love, etc.
Let’s discuss the article
1) Has staying at home changed your eating habits?
2) How do you prepare your meals?
3) How can we get men to help out more around the house?
【朝英語の会@京阪神】Let's discuss the struggle of mealtime~The Japan Times紙について議論する:7/4(土)10:30~& 7/9(木) 20:00~
7/4(土)10:30~
7/9(木) 20:00~
朝英語の会@京阪神 7/11(土)& 7/16(木)のコンテンツ
7/11(土)10:00~& 7/16(木) 20:00~「朝英語の会京阪神@オンライン~The Japan Times紙記事について議論する」に利用する記事が配信されました。
コロナ危機はまだまだ収束したとは言えませんが、日本社会は「ニューノーマル」に向けて徐々に経済活動を再開しています。その中で必須ともいえるアイテムが「マスク」です。とりわけ、ユニクロが開発したエアリズムのマスクが人気を集めています。アジアでは当たり前のように利用されているマスクですが、欧米では「マスクで顔の一部を隠す」ことには、いまだに様々な抵抗があるようです。今回はマスクに代表されるコロナ禍による「生活様式の変化」についての議論です。
Let's discuss face masks
議論の主な内容は以下のとおりです。
Warm up
One minute chat about shopping
Game
Collect words related to face masks, e.g., cold, coronavirus, handmade, etc.
Let’s discuss the article
1) Has COVID-19 changed the way you work, dress or eat?
2) What kind of mask do you wear?
3) What would your ideal mask look like? What color would it be?
【朝英語の会@京阪神】Let's discuss the struggle of mealtime~The Japan Times紙について議論する:7/11(土)10:00~& 7/16(木) 20:00~
7/11(土)10:00~
7/16(木) 20:00~
【論文の教室】大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座
大学生、社会人に必要な論文・レポートの作成・執筆のスキルを最短で学習
パンデミックが世界中に蔓延する中、2020年の新学期は始まりました。4月初めからオンライン授業に移行できた大学は比較的少なく、5月の下旬頃より、ようやく足並みがそろったようです。慣れないオンライン授業で大変なスタートを切った新大学生の方も多いのではないでしょうか。コースをオンラインで履修するだけでも大変なのですが、大学生活が始まってすぐに、今まで取り組んだことのない課題や研究レポートの提出を求められて困っている大学生の方を何人か見かけました。また、日本の教育制度では過去にはレポートを提出させる大学は比較的少なかったのですが、社会人になってから、仕事でまとまった量の企画書をや報告書を書く必要に迫られ、四苦八苦されているお話もお聞きします。
これまで私たちは主に研究者、留学予定者並びに英語エッセイ・小論文科目での受験生に対して英語及び日本語のアカデミックライティングの指導をしてきたのですが、最近需要が増えているにもかかわらず、きちんと論文やレポート執筆の方法を学ぶ機会がなかったという学生や社会人を対象に「基礎から始めるレポート・論文の教室」という講座を企画しています。
この講座は基本的には大学生以上を想定しているのですが、内容としては中学生・高校生でも参加可能です。ただ、具体的な課題やテーマがないと、なかなか取り組みへの意欲が湧かないのも事実です。そこで「賞金!」も期待できる懸賞論文に応募するという方法があります。締め切りもあるため、決められた期間内に終える、という論文のお約束にも対応しています。そこで、現在応募できるエッセイ・論文コンテストを集めてみました。
懸賞論文に応募して文章力を鍛えよう!
コースの内容は以下のとおりです。第一部では論文執筆の基礎(始め方)を学び、第二部では受講者の方が実際に与えられた課題をもとに「実践編」として受講者で一緒に考えるという構成になっています。
【内容】
第一部:基礎編
1. 論文とは何か?
2. 論文の3本の柱
3. 論文の種類
4. テーマの決め方・取り組み方
5. 文献調査の手法
6. 論文のスコープを決める(タイトルをつける)
7. 引用・参照文献の書き方
第二部:実践編
1. 論文のアウトラインを作る
2. 議論(argument/discussion)をどう発展させるか
3. 検証の方法
4. エビデンスの集め方
5. ライティングのコツ
6. プレゼンテーション・講評
日時:
2020年8月2日(日)10:30-12:30&14:00-16:00@大阪梅田
第1部 10:30~12:30 第2部 14:00~16:00
2020年8月23日(日)13:30-17:45 @大阪梅田
第1部 13:30~15:30 第2部 15:45~17:45
場所:
BIZcomfort大阪 東梅田 大阪市北区曾根崎2丁目8-5 お初天神EAST BLDG 3F~8F
【オンライン開催】
2020年7月12日(日)10:30-12:30&14:00-16:00@オンライン
2020年8月2日(日)10:30-12:30&14:00-16:00@オンライン
第1部 10:30~12:30 第2部 14:00~16:00
参加対象者:大学生及び社会人
定員:5~7名
費用:7,000~16.000円 (教材、消費税込み)第一部と第二部を別々に受講できます。
サロン会員割引価格7,000円~14,000円
通常価格 8,000~16,000円
【銀行振込での申し込み】
振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。
【キャンセル・欠席の扱い】
欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。オンラインの開催も計画しています。遠方の方にはSkypeやGoogle Meetを利用した講義と添削サービスを提供いたします。
【講師】
Dr. Kuniko Shibata(柴田 邦子)
グローバル・アジェンダ 代表
『朝英語の会』梅田&神戸~The Japan Times 紙記事について議論する, リーダー
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