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IMF:世界経済は新時代へ【英語で学ぶ大人の社会科】第96回 5/18(日)20時@オンライン

  • 執筆者の写真: Dr. K. Shibata
    Dr. K. Shibata
  • 5月13日
  • 読了時間: 7分

更新日:5月14日


トランプ2.0によりグローバル経済は新しい時代へ。IMFの提言を読み解きます。


2025年5月18日(日)夜20時@オンラインで開催する「英語で学ぶ大人の社会科」ワークショップは、IMFが発表したブログ記事「The Global Economy Enters a New Era(世界経済は新時代へ)」を使い、新局面を迎えたグローバル経済について英語で議論します。


IMF:世界経済は新時代へ【英語で学ぶ大人の社会科】第96回 5/18(日)20時@オンライン


トランプ政権2.0の誕生により、突如として、軌道修正を迫られることになった世界経済。起業家や投資家にとっては、青天の霹靂のような事態なのかもしれませんが、政治経済という観点からみれば、これまでの自由主義経済のあり方が限界に近づいてきていたのだと思います。米国に限らず、ドイツ、フランス、英国などでも、労働者階級の不満の受け皿として、近年、極右勢力が政治的な影響力を拡大してきていたことがその表れです。


ここまで急転直下でなくとも、いずれ、世界経済はパラダイム・シフトを迫れられる時期に来ていたのでしょう。IMFのチーフ・エコノミスト、Pierre-Olivier Gourinchas氏は、米国の貿易政策により、当面の世界経済の減速予想を挙げながらも、「貿易摩擦と政策の不確実性が高い中、進むべき道は、現在の課題にどう立ち向かい、訪れた機会をどう生かすかによって決まる」と冷静な分析を試みています。


アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は昨年のインタビューで、中国でiPhoneを製造するのは、労働コストが安価だからではない。彼らの提供するインフラとエンジニアの質がアップルのサプライ・チェーンには不可欠だからだ」と述べたことを前回のワークショップの記事でお知らせしました。


When Apple's Tim Cook Revealed The Real Reason iPhones Are Made In China—And It's Not 'Low Labor Costs': 'China Stopped Being A Low-Wage Country Years Ago'


中国がこの四半世紀の間に築いたサプライ・チェイン、特にハイテク製品のそれを米国に移すのは容易ではありません。実は「技術立国」を誇示していた日本においても、今の中国と同じ規模のハイテク製造業を即座に稼働させるとは不可能です。ノーベル賞を受賞した経済学者ジョセフ・スティグリッツ教授はBBCのインタビューで、中国がこの貿易戦争に優位にあるのは明白だと述べています。中国はハイテク製品の製造に不可欠なレアアースを豊富に持っているだけでなく、より多くの訓練されたエンジニアを生み出し、非常に効率的な製造工場とロジスティックスを完備しているからです。他国がその状態に到達することは可能ではあるが、何年もかかるだろうとも説明していました。


彼は、また英国が米国と結んだばかりの貿易協定が英国にとって間違いである理由、なぜトランプ大統領の関税に対して中国がより優れた戦略をとることが可能なのか、そして英国の米国との貿易協定がいかに他の国に悪影響を及ぼすかをインタビューで説明しています。


Nobel-prize-winning economist says US trade deal was a mistake for UK | BBC News


日本にも影響必至のこのテーマについて議論するワークショップの詳細は以下のとおりです。


日時: 2025年5月18日(日)20時~21時30分

場所: オンライン

定員: 10名程度まで

費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円~


教材として、以下の英語記事を利用します。


【教材】


The Global Economy Enters a New Era (IMF)


チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから、または銀行振り込みでお願いします。


【チケット】


IMF:世界経済は新時代へ【英語で学ぶ大人の社会科】第96回 5/18(日)20時@オンライン


[注意]


なお、Yahoo Ticketでのチケット購入については、YahooIDが必要になりました。未登録の場合、SMSでの本人認証が求められる場合もあるようです。


チケット購入・販売におけるゲスト購入・クレジットカード決済の変更について - PassMarket


SMSによる本人認証について - PassMarket Blog


【銀行振込での申し込み】


振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。


このワークショップの設問は参加申し込み者、サロン会員、有料ニュースレター購読者及び後日発表するnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの2020年4&5月の記事(設問を公開しています)を参考にしてください。


【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会


このワークショップに関心のある方は以下のニュースレター@Substackに登録していただくと案内が届きます。


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【詳細】


参加費は500~2,450円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。

申し込み後(開催日前日までに)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。解説と設問はできるだけ早く送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。


申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。



【場所】 オンライン


オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。

ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です!また、見学チケットも用意しています。


メインでは以下のオンライン会議システムを使います。


Google Meet(Gmailとリンクしています)


【ビデオ会議システム】Google Meet


ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。


申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。


【最新版・完全版】Google Meetとは?初心者向けに使い方や便利な機能の徹底解説



オンラインサロン、note&有料ニュースレター会員について

現在、オンライン・サロン「Global Newsについて語ろう」とnoteメンバーシップ「英語で学ぶ大人の社会科」及び有料ニュースレターの会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます


【オンラインサロン】


オンラインサロンGlobal Newsについて語ろう」を始めました。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。


【英語で学ぶ大人の社会科】


noteのメンバーシップを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りな会の立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。


【英語で学ぶ大人の社会科】メンバーシップ


有料ニュースレター【英語で学ぶ現代社会】(発展編)


ニュースレター【英語で学ぶ現代社会】(発展編)はGlobal Agendaが運営するイベント・英語ワークショップの案内及び解説と設問を加えた記事を配信しています。主要な英語メディアで発表される現代社会のターニングポイントになるような重要なニュース記事・論説文を理解するための手助けとしてご利用ください。



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