
Global Agenda
Kobe Research Centre for Global Society
ビジネス英語実践編 2「英語で自分の住む街/故郷をPR」第1回~グローバル社会で必要な英語力を鍛えよう!~
6月02日(土)
|勉強カフェ大阪うめだ
コースの第2回の目的は「英語で自分の住む街/故郷を紹介する」です。ビジネスの基本は自分の持っている商品やサービスを売ることですから、自分の住む街又は故郷の観光大使になったつもりで「我が町・村」の紹介をお願いします。 【講座内容】 1. 英語発表のコツ 目的・聴衆・必然性について考える 2. 論理的思考力 日本人が英語学習でつまづくのは「日本の教育・文化」も一因。そのギャップに気づき、論理的思考力を鍛える。 3. 英語での発信力の鍛え方 「起承転結」では伝わらない?結論からの議論の展開 4. 英語で我が街紹介 「貴方が住む/生まれ育った街の魅力」を1分間で外国人にアピール


日時・場所
2018年6月02日 16:00 – 17:00
勉強カフェ大阪うめだ, 日本、〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目4−41
イベントについて
① 【ビジネス英語実践編(2)「英語で自分の住む街/故郷を紹介」~グローバル社会で必要な英語力を鍛えよう!】
グローバル経営戦略コンサルタント、グローバル・アジェンダの柴田です。
ここ数十年、英語力の向上が叫ばれている日本。街中の至る所に英会話スクールがあり、書店の語学コーナーには英語の資格試験や「やさしい英会話」といった本が平積み。その割には周囲に「基礎的なビジネス英語」「日常英会話」なら大丈夫という人に殆どあったことがない。そんな経験はありませんか。
実は私も日本で大学を出てから、初めて米国に語学留学するまで「英語が出来ない日本人」の一人でした。語学留学の後、外資系企業に転職→英国の大学院に留学→オーストラリア・カナダの大学院で研究→コンサルタント業務をこなしながら、英国で博士号(公共政策)を取得、という道筋は常に語学やコミュニケーション・スキルの向上がセットになっていました。
長い海外生活の後、日本に戻ってきて愕然としたのは「日本の英語教育」が全く進歩していないこと。つい最近経験したことですが、外国人を多数招待した仕事関連のパーテイで、日本人の参加者が前に呼ばれ、いきなり英語での自己紹介を求められました。その場で自分の名前と勤務している企業名以外の英語を交えて自己紹介したのは私も含めて15名中僅か2名。司会者が参加企業と出席者の名前を既に紹介しているので、日本人の大半の出席者はただ単に司会者の言葉をそのまま繰り返しただけということになります。
日本のセールスの本には「商品を売る前に自分を売れ」とよく書かれています。そして、このルールは世界共通です。何故これだけ英語教育に時間と費用を使っているにもかかわらず「日本人の英語力」「グローバル社会における日本人の存在感」は低いままなのかということを自分なりに分析したうえで、2017年から始めた試みが関西大学梅田キャンパスで月2回開催している「朝英語の会梅田@スタートアップカフェ大阪~The Japan Times紙記事について議論する」です。この会は海外駐在や留学経験者が多く参加する関西では人気のワークショップ&異業種交流会になりました。