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中国はいかに電気自動車を主流にしたのか(2)【英語で学ぶ大人の社会科】第100回 9/7(日)20時@オンライン

  • 執筆者の写真: Dr. K. Shibata
    Dr. K. Shibata
  • 9月1日
  • 読了時間: 7分

世界を席巻する中国のEV開発について英語で議論。


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2025年9月7日(日)夜20時@オンラインで開催する「英語で学ぶ大人の社会科」ワークショップは、BBCの論説記事「How China made electric vehicles mainstream(「中国はいかに電気自動車を主流にしたのか」)」を使い、中国におけるEVを取り巻く産業政策について英語で議論します。ワークショップは2回に分けて行われ、今回はその第2回です。


中国はいかに電気自動車を主流にしたのか(2)【英語で学ぶ大人の社会科】第100回 9/7(日)20時@オンライン


第2回の教材は、BBCの記事をPDFで印刷した場合に、5ページの中盤、3つ目のセクション「'An EV makes sense for me'」より後ろの部分になります。ここから始まる2つのセクション「'An EV makes sense for me'」「The road ahead」について今回は議論します。また、この記事は日本語訳が発表されていますので、教材セクションでご確認ください。


EVが中国で支持される理由は、もちろん、それが提供する最先端技術に人々が魅了されていることもありますが、中国政府がその普及のために巨額の支出を行っていることが主な要因のようです。一般市民は、ガソリン車からEVへの買い替えに対する補助金に加えて、中国では車体より高価格になることもあると言われているナンバープレートもEV所有者は無料で取得することができます。また、EV保持者は、それ以外の複数の税制優遇措置も受け、公共充電ステーションでも割引料金の適用を受けています。


結果として、例えば記事で取り上げられた配車サービスの運転手であるルー氏は、2年前まで400キロメートル走行するためのガソリン代として約200元(4100円)を支払っていたのに対し、現在のでEVの燃料費はその4分の1だというのです。


中国のEV産業を後押ししてきた政府補助金については、他国から不公正だとの批判が出ているものの、今や世界のEV市場における中国の地位はゆるぎないものとなっています。EVの環境面での利点は疑いようもなく、今後も中国製EVは世界各国で、そのシェアを拡大していくものと思われます。以下の記事の中で、「各国の自動車の電動化目標について」まとめられていますが、日本も含めた主要な先進国は概ね2035年までに、100%の電動化目標を掲げています。


【最新】EVの普及率はどのくらい?日本と世界のEV事情を解説https://evdays.tepco.co.jp/entry/2021/09/28/000020


一方、「車輪のついたコンピューター」である中国製EVの技術への依存には、各国が国家安全保障の観点から不安視しています。過去に、通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の製品が複数の西側諸国で禁止されたり、動画配信アプリ「TikTok」が英国と米国で規制を受けていることと同様のリスクが議論されているのです。中国を筆頭に各国がEVの普及に力を注ぐなか、日本政府、そして日本の業界は次の10年間、何をすべきでしょうか?一緒に考えてみましょう。


このテーマについて議論するワークショップの詳細は以下のとおりです。


日時: 2025年9月7日(日)20時~21時30分

場所: オンライン

定員: 10名程度まで

費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円~


教材として、以下の英語記事を利用します。


【教材】


上記の通り、今回のワークショップの範囲は以下の記事PDFでトップから5ページ半ばまでです。


How China made electric vehicles mainstream


【解説】 中国はいかに電気自動車を主流にしたのか


チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから、または銀行振り込みでお願いします。


【チケット】


中国はいかに電気自動車を主流にしたのか(2)【英語で学ぶ大人の社会科】第100回 9/7(日)20時@オンライン



[注意]


なお、Yahoo Ticketでのチケット購入については、YahooIDが必要になりました。未登録の場合、SMSでの本人認証が求められる場合もあるようです。


チケット購入・販売におけるゲスト購入・クレジットカード決済の変更について - PassMarket


SMSによる本人認証について - PassMarket Blog


【銀行振込での申し込み】


振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。


このワークショップの設問は参加申し込み者、サロン会員、有料ニュースレター購読者及び後日発表するnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの2020年4&5月の記事(設問を公開しています)を参考にしてください。


【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会


このワークショップに関心のある方は以下のニュースレター@Substackに登録していただくと案内が届きます。


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【詳細】


参加費は500~2,450円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。

申し込み後(開催日前日までに)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。解説と設問はできるだけ早く送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。


申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。



【場所】 オンライン


オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。

ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です!また、見学チケットも用意しています。


メインでは以下のオンライン会議システムを使います。


Google Meet(Gmailとリンクしています)


【ビデオ会議システム】Google Meet


ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。


申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。


【最新版・完全版】Google Meetとは?初心者向けに使い方や便利な機能の徹底解説



オンラインサロン、note&有料ニュースレター会員について

現在、オンライン・サロン「Global Newsについて語ろう」とnoteメンバーシップ「英語で学ぶ大人の社会科」及び有料ニュースレターの会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます


【オンラインサロン】


オンラインサロンGlobal Newsについて語ろう」を始めました。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。


【英語で学ぶ大人の社会科】


noteのメンバーシップを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りな会の立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。


【英語で学ぶ大人の社会科】メンバーシップ


有料ニュースレター【英語で学ぶ現代社会】(発展編)


ニュースレター【英語で学ぶ現代社会】(発展編)はGlobal Agendaが運営するイベント・英語ワークショップの案内及び解説と設問を加えた記事を配信しています。主要な英語メディアで発表される現代社会のターニングポイントになるような重要なニュース記事・論説文を理解するための手助けとしてご利用ください。



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