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  • 執筆者の写真Dr. K. Shibata

アイヌの言葉と先住民の権利【Global Newsについて語ろう!】第30回 8/28(土)10時@オンライン

更新日:2021年8月23日

グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ!


【GlobalNewsについて語ろう!】第30回 8/28(土)10時@オンライン「アイヌの言葉と先住民の権利」というテーマについて英語で議論します。

チケットの購入は以下のサイトからお願いします。


【チケット】


アイヌの言葉と先住民の権利【Global Newsについて語ろう!】第30回 8/28(土)10時@オンライン


ワークショップは昨年末に発表された以下のThe Japan Times紙の記事を利用します。この記事は「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」の78頁に日本語訳とともに転載されています。


The Ainu language and the global movement for indigenous rights https://www.japantimes.co.jp/news/2020/10/25/national/social-issues/ainu-language/


東京五輪の閉会式にアイヌ民族の舞踊が映像で紹介されました。実は五輪最終日の男子マラソンの舞台となった札幌市で、日本の先住民族アイヌの舞踊が公認プログラムとして披露されたのだそうです。NHKは以下のような紹介記事を掲載しています。


「総勢200人でアイヌ文化を世界に発信。オリンピックが掲げる「多様性と調和」を表現した舞踊には、その先を見据えた踊り手の強い思いがありました。」

東京オリンピックでアイヌ舞踊を世界に発信 踊り手の思いとは


日本語の「国」という言葉は英語では主に3種類あります。country, nation, stateの3つです。日本は「単一民族国家」だと思っている人は大勢いますが、歴史的に見て、北海道にはアイヌに代表される先住民族がおり、沖縄にも独自の言葉と文化を持つ琉球民族がいます。通常、nationは「同一の民族、文化、風習、言葉からなる国」を指し、stateは国家という統治機構を指します。私たちが自明のものとしている国民国家「Nation-State」の歴史は浅く、その言葉が初めて登場したのは17世紀です。


Nation-state


そして、 つい最近まで語られることはほとんどなかったのですが、「国民国家」の歴史は征服と支配、略奪の物語で占められています、その最たるものが植民地国家である北米・南米・豪州の国々です。人間の歴史が刻まれて以来、基本的に誰も人が住んでいない場所に「国民国家」が成立することは稀です。植民地にされた土地で、国家機構を持たずに生活していた先住民たちは、強力な軍隊、統治機構を持つ国民国家に飲み込まれ、独自の文化や言葉を失っていったのです。


しかし、近年、この失われつつあった先住民の文化や言葉を守ろうとする動きが活発化しています。私がこの問題に最初に関心を持ったのは、留学先のカナダのブリティッシュ・コロンビア大学の構内にある先住民の歴史を伝える著名な博物館を訪問したのが、そのきっかけです。


ブリティッシュ・コロンビア大学 人類学博物館―UBC―(カナダ)

Museum of Anthropology at UBC


また、アメリカ先住民の血を引く俳優ケビン・コスナーが主演・監督を務め、アカデミー賞を受賞した映画「Dances With Wolves (ダンス・ウィズ・ウルブズ)」では米国に入植した白人が自然とともに生きていた先住民を追いやり、その暮らしや文化を暴力で奪っていった残酷な過程と歴史が素晴らしい映像とともに鮮明に描かれています。


映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」予告編


アイヌ民族の子孫たちはニュージーランドのマオリ族の文化と言語の復権のプロセスに刺激を受け、新たな道を歩みだしたようです。私たちが忘れていた日本の先住民の歴史と苦難、現在の取り組みについて一緒に学んでみませんか?


このワークショップに関する設問は、後に発表する有料記事の購入者、オンラインサロン会員、ワークショップ参加者に送付します。 詳細 【参加費】  500~1,500円、3枚つづりの回数券もあります。回数券購入の場合は最初のチケットを使用した後2回目以降は、参加希望日を電子メールでお知らせください。初回参加者は特別価格!過去に「朝英語の会京阪神@オンライン」に出席したことのない初回参加者の参加費は500円。過去の参加者の参加費は一般が1,500円、「朝英語の会」サロン会員及びnoteサークルのゴールド会員は1,000円です。参加希望者が多い場合は追加のワークショップの開催を検討します。 【チケットの発行】 参加申し込みをした方にはGoogle Meetの会議の招待状と設問を送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。 【銀行振り込み】

申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。 https://www.global-agenda-21c.com/contact 【場所】  オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホ+Gmail アカウントを準備願います) メインでは以下のオンライン会議システムを使います。 Google Meet (Gmailとリンクしています) https://meet.google.com/ Zoom https://zoom.us/jp-jp/meetings.html 【テーマ】 グローバルな場で必要な英語力て何?コーヒーを片手に「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論するビジネス・パーソン、大学生のための刺激的な英語ワークショップ! 【開催頻度】

月に3~4回。平日午後6時30分~8時30分、土曜日午前10時~12時の二つのタイプがあります。但しオンラインでは時間設定が違いますので、ご注意ください。 【構成】

2つに分かれています。①だけという方もどうぞ。 ① ワークショップ(60分) 飲み物を片手に様々な仲間と集い、The Japan Times他の英字新聞の記事を読みながら、タイムリーなトピックの英語表現と欧米式の議論の方法を学んでいく、新しいタイプの英語学習プログラム。 ② 学習の後(リアルでは60分、オンラインでは30分)

交流会です。リラックスした雰囲気の中で、参加者同士の異業種交流と情報交換を予定。 【内容】

ファシリテーターと呼ばれる英語上級者の朝活メンバーが中心となり進行します。紙面を活用して「ウォームアップ」「語彙を知る」「記事を読む」「記事の内容について会話する」の4つのアクションを行います。 【なぜ私たちはグローバルで存在感を発揮できないの?】 英語でコミュニケーションが弾まないと感じるのは、実は英語で話せる共通の関心事項が無いことが大半です。特に現代のイノベーションでは、世界共通の社会課題の解決を様々な企業・団体・大学・政府関係者が国境の壁を越えて協力して行うオープン・イノベーションによる手法が主流となっています。 日本の政府関係者・企業人・研究者が、このグローバル・コミュニティで存在感を発揮できないのは、世界の社会課題に関する知識が欠けている、または知っていても英語でどう表現するか分からないのが原因であると我々は考えています。 『Global Newsについて語ろう』@京阪神(京都・大阪・神戸)では、そのような多くの日本人が持つ弱点を補強し、日本の技術・知恵を世界に発信、ともに成長できるようなコミュニティ作りを目標としています。進行役は海外でのビジネス展開を支援するGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibata が担当します。 【参加対象者】 社会人、大学生・大学院生、留学予定者など 【英語レベル】 


最低限英語で日常会話ができる方。目安としてはTOEIC400点以上の英語力を持っている方。但し、予習は必須です。 【教材】 上記の記事または書籍 【オンライン・サロン】

できるだけ、マイク付きイヤホンをご用意ください。音が反響せず、聞き取りやすくなります。また、可能であればLANケーブルでつないだ方が通信が安定します。 【朝英語の会】から【Global Newsについて語ろう】へ グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ「朝英語の会~The Japan Times紙記事について議論する」の新バージョン「Global Newsについて語ろう!」です。新型肺炎感染予防対策としてオンラインで開催します。 ニュース英語の議論のための素材として利用してきたThe Japan Times紙の「朝英語の会」Morning Englishのコラムが2020年末に終了しました。2017年より大阪・神戸で続けてきた「朝英語の会」のディスカッション・ワークショップは、2021年1月末より装いも新たに再スタートします。 今後の題材としては、1)英字紙及び雑誌のオピニオン記事、2)のThe Japan Times社の書籍、を利用予定です。1)&2)とも「朝英語の会」よりはやや難易度が高く、ページ数も2-3ページが中心ですが、並行して運営している英語上級者向けの「英語で学ぶ大人の社会科」よりは易しい内容になっています。 1)では激動する世界のニュースに関して気鋭の記者・研究者が執筆したオピニオン記事について議論します。また、2)では2020年話題になったニュースの3つのテーマについて徹底的に学習し、議論をします。 パンデミックがまだ数カ月続くことが予想されることから、当面ワークショップはGoogle Meetを利用したオンラインのみの開催になります。対面でのワークショップが可能になりましたら、大阪、神戸、京都での開催を企画します。運営、ファシリテーション、設問の作成はGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibataが担当します。 参加申込はYahooチケットサイトからになりますが、詳細はnoteで発表します。またPeatixでもイベントのお知らせをしますので、この二つのアカウントのフォローをお願いします。 【HP】  http://www.global-agenda-21c.com/ 【note】  https://note.com/globalagenda 【Peatix】 https://globalagenda.peatix.com/

The Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 3[2021 春夏] https://bookclub.japantimes.co.jp/book/b561674.html

「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」にはバイデン大統領の就任演説他、2020年末から2021年春までの主要記事のの日本語訳と音源が付いています。この書籍は【GlobalNewsについて語ろう】のメインの教材です。毎週、ここに掲載されている記事を中心に英語で議論するワークショップを開催しています。 【Vol. 3の主要テーマ】 Feature 1 バイデン大統領 就任演説〈生音声〉 Feature 2 就任式の新星詩人 アマンダ・ゴーマン氏(記事) Topic 1  COVID-19 To Live with the Virus  コロナウイルスの脅威は続く  Article 01 コロナ危機で、アメリカのワーキングマザーたちが失業  Article 02 リモート勤務の機会:コロナで日本の「地方分権」は進むか  Article 03 新型コロナの起源は今も謎  Article 04 アメリカ、史上最大のワクチン輸送作戦開始  Article 05 パンデミックと都市封鎖で世界は変わった Topic 2  Nippon: Where should We Go?  日本の今後の展望とは  Article 01 あれから75年、占領政策の遺産なお  Article 02 アイヌの言葉と先住民の権利  Article 03 福島原発、このミッションは遂行可能か?  Article 04 性的マイノリティとリプロダクティブ・ライツ(生殖に関する権利)  Article 05 大坂なおみ選手、2020年の女性アスリートNo.1に Topic 3  World: Roadmaps to Brighter Future  世界はどこへ向かう?  Article 01 パリ協定から5年、気候のハードル高し  Article 02 トランプが変えた大統領制、今後はどうなる?  Article 03 温暖化で2020年の災害は深刻化  Article 04 ゼロカーボン目標、選択されるのは原発か再生エネルギーか このワークショップに関心のある方は以下のニュースレターに登録していただくと案内が届きます。 【英語で学ぶ現代社会】を無料ニュースレター@Revueで購読しませんか? https://www.getrevue.co/profile/GlobalAgendaKobe

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